同じ理由での転職を繰り返さないためにも、看護師が転職先を選ぶにあたっては、スタッフの出入りが少ない、求められる役割や業務内容が明白、昼の休憩が取れて残業が少ない、年間休日が120日以上ある等の条件を満たした求人を探しましょう。


特に、看護師の業務量が多く忙しすぎることが原因で転職する場合は、転職してすぐに、1人で担当する業務が増えることを避けるため、スタッフの出入りが少ない職場を選ぶことが大切です。そのためには、スタッフの定着率や協力しあえる職場であるかを確認するようにしましょう。


スタッフの出入りが多く職場は、職場に慣れていないうちから沢山の業務を任される可能性があるため、仕事に慣れない、覚えられない、仕事がこなせないなどの理由で落ち込み、新しい職場に馴染めない、多くの仕事も1人で抱え込むといった悪循環に陥りがちになります。


求められる役割や業務内容が明白なことも大切です。看護師はなんでもこなすマルチな職種であるため、看護師としてどんな役割を求められるのかと言った業務内容が明白な職場を選択することが大切です。同時に、自分の意向も聞いてもらえる職場かどうかを確認することも必要です。


勤務中の業務が忙しくても残業が少ないと、心身の疲れはそれほど溜まりませんので、昼の休憩は交代できちんと取れるか、残業時間は平均どの程度かを確認することも大切です。


看護師として働く中での業務疲れは、手当をもらうだけでは回復しないため、転職する際には、昼の休憩や残業時間の実態を確認することをおすすめします。


また、仕事上残業が避けられませんが、仕事で生じたストレスから解放されるためには、年間休日が120日以上の確保されている職場に転職することをおすすめします。

このような職場は、看護スタッフが多く在籍しているため、有休消化率が高くなり休みが取りやすい職場だからです。

看護師専門の転職支援サービス「ナースパワー人材センター」