最近は、様々な脱毛方法が開発・発表され、一昔前には考えられないくらい痛みや負担の少ない脱毛技術や機器が登場しており、医療クリニックや脱毛サロンで使われております。
■レーザー脱毛
毛根部分に存在する黒いメラニン色素に対して反応するレーザー光を当てることによって、毛根や周りの組織にダメージを与えて脱毛を行うもので、美容外科や皮膚科などの医療機関でしか施術できません。
照射の出力が強いため、1度の脱毛効果が高いく、また、医師監督のもとで行なわれるため、トラブルが発生しても適切な医療措置を受けることができます。
その反面、照射の出力が強いために、その分痛みが強く、やけどなどのリスクもあります。また、日焼けした肌への施術が難しく、肌のデリケートな人施術できないことがあり、また、V、I、Oラインなどのデリケート部分には向きません。
■光脱毛
IPL脱毛、フラッシュ脱毛、プラズマライト脱毛と呼ばれることもあり、主として、脱毛エステサロンで行なわれております。医療用レーザーよりも出力が低いため、痛みが軽く、肌へのダメージも少ないのが特徴です。
また、一度に広範囲の脱毛ができるので、施術時間も短時間ですみ、脱毛だけでなく、毛穴が引き締まるなどの美肌効果も期待でき、シミやそばかすが目立たなくなったり、ワキガの症状が軽減できるなどの効果も期待できます。
出力が弱いため、医療用レーザーに比較して効果が出るまでに少し時間がかかります。
■針脱毛
電気脱毛、ニードル脱毛と呼ばれ、毛穴に細い針を差し込み、微弱な電流を流して脱毛する方法です。
毛を1本ずつ処理するため、効果が高く、太い毛だけでなく、産毛などの細い毛にも対応できます。また、デリケートゾーンなどの施術も可能で、日焼けをしている人でも脱毛できます。
ただし、毛穴に針を入れるため強い痛みが生じますし、時間もかかります。また、施術者のレベルによって効果が左右されます。
■ブラジリアンワックス脱毛
脱毛する部位にワックスを塗って引き剥がします。その場ですぐに処理できるため即効性があり、毛根から処理するので、次に毛が生えてきてもチクチクしません。
ただ、永久脱毛ではないので、定期的な処理が必要ですし、ワックスを塗って一気にはがすため、それなりの痛みを生じ、肌の弱い人は、内出血などの肌トラブルを起こすこともあります。