酵素ダイエットのやり方は、一言で言うと食事を酵素飲料に置き換えるという至って簡単な方法です。
具体的には半日から3日間にかけて、1日3食全ての食事を酵素飲料に置き換えるか、若しくは1日3食のうち、1食から2食を置き換えるという方法があります。
1日3食全てを置き換える場合は、ファスティングや断食という呼び方をすることもあります。
この場合は、酵素ダイエットを終えてからすぐに普通食に戻すのではなく、回復食によって少しずつ胃腸の機能を取り戻す必要があります。
これは、酵素飲料によって胃腸の機能を休めることができますが、その後で急に普通食に戻すと胃腸機能が正常に戻っていないために、胃痛などのトラブルに繋がる可能性があるからです。
徐々に消化機能を取り戻すためには、胃腸に負担の掛けにくいおかゆなどの回復食から始めて、少しずつ具材を増やしたり形のあるものを食べたりしながら、普通食に戻していくことが大切です。
3日間ファスティングを行ったのであれば、少なくとも3日間以上かけてゆっくりと普通食に戻していきましょう。
多少面倒な手順ですが、回復食を摂ることによって体のトラブル予防にも繋がりますし、リバウンドを防ぐことにも繋がります。
いきなりたくさん食べてしまうとすぐに体重が元に戻って、酵素ダイエットを実践した意味が無くなってしまいます。
また、1日1食から2食を置き換える場合は、基本的に置き換える時間帯については自分で決めることができます。
最も効果が期待できるのは、夕食を酵素飲料に置き換える方法です。夕食は1日の中で摂取カロリーが多くなりがちですから、そこでグッとカロリーを抑えることができれば、それだけ体重にも反映されやすくなります。
どの方法を選ぶかは、自分のライフスタイルや目標に合わせて選んでみましょう。無理のない範囲で継続しやすい方法を選ぶことが特に大切です。