更年期になると、女性ホルモンの変化によって乾燥やシワ、シミなどの症状が目立ようになるなど、肌のトラブルに見舞われます。
しかし、正しいケアを行えば、「見た目年齢」を変えることは可能なのです。そのためには、肌をこする、肌を強く叩くなど、肌に刺激を与えて負担を掛けるようなことは極力避けて、正しいスキンケアを心がけましょう。
たるみを予防するためのマッサージは、指先に力を入れず、老廃物を胸腺に流すように上から下に優しく撫でるようにすると効果的です。また、化粧水をなじませるために、肌をパタパタ叩くのもやめましょう。
紫外線のUVケアは、1年通して行いましょう。特に、UV-A波は肌の奥深くまで到達して、シワやたるみなど光老化の原因になりますので、日差しの強い日は、帽子や日傘、サングラスなどを使いましょう。
肌にとって、睡眠や食生活など生活のリズムを整えることは大事なことですから、規則正しい生活習慣を心がけましょう。しっかり睡眠をとって成長ホルモンを促すことは、肌の回復力を高める上で必要だからです。
また、更年期はタンパク質不足になりがちですので、特に、肉を食べないダイエットなどを行っている人は要注意です。
タンパク質が不足すると代謝が下がって、ターンオーバーが乱れやすくなり、たるみやくすみの原因になります。
また、免疫力が低下して、顔がむくみやすく、肌荒れも起こしやすくなり、肌のハリやツヤも失いがちになってしまいます。