硬毛化しやすい部位は、背中~うなじ、肩~上腕の外側、顔などです。
これら部位が硬毛化しやすいのは、照射出力不足が関係しています。
どの部位も産毛が多くてメラニン色素が少ないため、脱毛機器の反応が悪くなりやすいところです。
このため、毛根や髪の生成にかかわる組織へのダメージも弱くなり、その結果、髪の生成にかかわる細胞が破壊しきれないことから硬毛化のリスクが高くなるのです。
硬毛化になりやすい人の特徴としては、
■体毛が薄い
もともと体毛が薄い人は、毛が細かったり産毛ばかりだったりするために硬毛化しやすいと言われております。
また、体毛が薄い人は脱毛機器でダメージを与えるどころか、逆に、毛根を活性化させてしまうために症状が表れるといった説もあります。
■毛根の位置が深い
毛根の位置が深い人は、脱毛機器のレーザーや光の照射が届きにくく、これによって硬毛化になりやすいとされています。
毛根の深さを知るのは難しいですが、毛根が深い人は剛毛になりやすいです。
毛根の位置が深いと思われる人は、カウンセリングを受ける際に医師とよく相談してレーザーの波長(レーザーの届く距離)が長い機器の使用を検討することをお勧めします。
■毛量が多い
毛量が多い人は毛が密集しております。
このため、脱毛機器のエネルギーにムラができて硬毛化しやすいとされています。ムラが出にくい方法を医師と相談し、施術方針を決めましょう。